MINI JCWコンバーチブル 次世代型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

MINIのオープンモデル『コンバーチブル』の最上位モデルとなる『MINI JCWコンバーチブル』(ジョンクーパーワークス)次世代型プロトタイプをカメラが捉えた。先日のハッチバックに続くスクープだ。

これまでフルエレクトリック(BEV)化へのつなぎとなる大幅改良と噂されていたこのプロトタイプが、実は次世代型プロトタイプであることがわかった。

ドイツ市街地で捉えたプロトタイプのフロントエンドは、ボンネット開口部に跨る大型エアインテークが上下二分割に新設計され、それぞれ複数のエアインテークが配置されている。ほかにもフロントスプリッター、分厚いサイドスカートを装備し、後部では中央から出る円形のエキゾーストパイプを備えたリアディフューザーも確認できる。

MINIは今年初めに、ハッチバックの新世代を発表。市場に応じてガソリン車(ICE)とBEVが提供されるが、まだガソリン車の詳細を明らかにしていない。しかし、今回捉えたプロトタイプからは、エンジンを搭載する高性能モデル「JCW」次世代型が開発中であることがわかる。

MINIは「2025年に最後のエンジン車を発売する」としてEVブランドへ生まれ変わることを宣言しており、今回スクープした「MINI JCWコンバーチブル」は、そのガソリンエンジンを搭載した最後のオープンパフォーマンスモデルとなる。

ガソリンエンジン搭載モデルのプラットフォームについては、EV向けの「FAAR」プラットフォームではなく、現在のUKL1プラットフォームを大幅にアップデートし採用する。

標準モデルのパワートレインは、最高出力136psを発揮する1.5リットル直列3気筒エンジン、最高出力192psを発揮する2.0リットル直列4気筒エンジンをラインアップ。JCWでは最高出力231psを発揮するが、新型ではマイルドハイブリッドアシストを獲得、最高出力は245ps程度まで高められると予想される。

MINI JCWコンバーチブルのワールドプレミアは2024年内。コンバーチブルに関しては、少なくとも当初はガソリン車のみとなるが、状況が変わる可能性もあるだろう。また、マニュアルトランスミッションは廃止される方向で、オートマチックトランスミッションのみに。駆動方式は前輪駆動となる。

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