BLITZ Power Thro《写真提供 BLITZ》

チューニングパーツメーカー・BLITZ(ブリッツ)が販売するスロットルコントローラー製品「Power Thro(パワスロ)」とターボ車ブーストアップ製品「Power Con(パワコン)」の適合車種にTOYOTAヴェルファイア(TAHA40W, TAHA45W)が追加された。販売開始は12月20日より。

「Power Thro」はアクセルレスポンスを自在に制御可能とする「Thro Con(スロコン)」機能にくわえて、パワーアップも実現した製品。ターボ車のブースト圧をより最適に制御し、アクセル開度に応じたトルク特性を発揮するパワーコントロール制御により、従来型のスロットルコントローラーでは実現できなかったパワーアップを可能にしている。

アクセル開度、経過時間より制御MAPを自動選択する『AUTOモード』5モード、燃費重視の『ECOモード』5モード、段付きのないスムーズな加速を目指したノーマル+αの『SPORTモード』10モードの20モードに加え、ブースト圧によるエンジン負荷率をスロコンにフィードバックして、スロコンの制御に反映させる 『スマートモード』5モードの合計25モードを搭載。制御方法と特性が異なる多彩なモードで、ドライバーの好みにあった走行フィーリングを実現する。

視認性の高いVA液晶採用のコントローラー、スロコンユニット、パワーユニット、車種別専用ハーネスなど、取り付けに必要な物はすべてそろった、車種別専用のパッケージとなっている。

また、標準搭載の25モードのほか、別売の「THRO CON スクランブルスイッチ」(税込¥2,750)、「THRO CON スクランブルスイッチ TOYOTA TYPE-2 パネルセット」(税込¥3,850)を接続することで、スクランブルモードが使用可能。スクランブル時間は『30秒』『180秒』『常時』の3種類から設定が可能になる。

「Power Con」はターボ車のブースト圧を最適に制御することにより、スムーズなブーストアップとパワーアップを実現。セッティングは車種ごとの専用比率に設定することで、純正ECUの制御範囲内でのブーストアップを行い、車両への負担を最小限に抑えられる。

完全カプラーオン設計で電源などの配線加工が一切不要、エンジンルーム内で完結することにより簡単に取り付けが可能。複雑な設定は不要で、取り付け後からすぐにパワーアップ。取り付けに必要なショートパーツは全て同梱されている。

なお、すでにBLITZ製「Thro Con」を装着しているユーザーは「Thro Con-Power Con接続ハーネス」(税込¥3,300)を導入することで、それぞれの製品の機能を連動させることも可能になる。

BLITZ Power Thro 40系ヴェルファイア用実装例《写真提供 BLITZ》 BLITZ Power Con《写真提供 BLITZ》 BLITZ Power Con 40系ヴェルファイア用実装例《写真提供 BLITZ》