ポルシェのドイツ・ライプツィヒ工場で生産を開始した パナメーラ 新型《photo by Porsche》

ポルシェは12月4日、4ドアスポーツ『パナメーラ』新型の生産をドイツ・ライプツィヒ工場で開始した。同工場の生産200万台目となったのは、マデイラゴールドメタリックをまとう「ターボEハイブリッド」で、ドバイの顧客に向けて出荷された。

新型パナメーラの高性能グレードが、プラグインハイブリッド車(PHEV)のターボEハイブリッドだ。パワートレインには、大幅に改良された4.0リットルV型8気筒ガソリンターボエンジンを搭載する。新開発の電気モーターの最大出力は190ps。エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、680psのパワーと94.8kgmのトルクを引き出す。

新型パナメーラのターボEハイブリッドは、0〜100km/h加速3.2秒、最高速315km/hの性能を発揮する。バッテリーの蓄電容量は25.9kWhだ。このバッテリーにより、EVモードの航続は、WLTPの複合サイクルで91km 、市街地サイクルで83〜93kmを可能にした。バッテリーは、新しい出力11kWの車載AC充電器で充電できる。

新型パナメーラは、特長的なラインやプロポーションを従来モデルから継承している。新型のボディサイズは全長5052mm、全幅1937mm、全高1423mm。フロントのナンバープレート上部にはエアインテークを追加し、駆動システムに必要な空気を取り込む。サイドビューのウィンドウラインは一新され、4ドアスポーツカーのセダンらしさを強調している。リヤウィンドウの外縁はボディの輪郭と面一になっており、車体後部の調和のとれたラインを生み出している。

新型パナメーラには、EVスポーツ『タイカン』で初めて導入されたドライバー中心の「ポルシェ・ドライバー エクスペリエンス・コントロール・コンセプト」が採用された。このコンセプトは、フルデジタルディスプレイ、幅広いカスタマイズオプション、直感的な操作を可能にする。このコンセプトの主な特長は、ステアリングホイールの近くに運転に関連するコントロール系をグループ化したこと。ドライバーはすべての基本機能に素早く直感的にアクセスできる、と自負する。これにより、新型パナメーラでは、とくにダイナミックなドライビング時の操作が簡素化された、としている。

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