日野自動車といすゞ自動車、トヨタ自動車は11月22日、トラックおよびバス、計7車種10万2291台について、駐車ブレーキ解除用工具(スパナ)が搭載されていないとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは日野『プロフィア』『レンジャー』『セレガ』『メルファ』、いすゞ『ガーラ』『ガーラミオ』、トヨタ『SORA』の7車種で、2017年4月5日〜2023年10月4日に製造された10万2291台。
対象車種は車載工具の搭載指示が不適切なため、駐車ブレーキ解除用工具(スパナ)が搭載されていない。そのため、故障等により駐車ブレーキが作動したままの状態となった場合に、当該工具を用いて解除することができない。
改善措置として、全車両、駐車ブレーキ解除用工具(スパナ)を搭載する。不具合および事故は起きていない。日野自動車社内からの情報によりリコールを届け出た。
緊急時の駐車ブレーキ解除用工具がない、トラックや観光バスなど10万台をリコール
2023年11月22日(水) 16時55分
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