ポルシェの「ターボ」モデル専用のクレスト《photo by Porsche》

ポルシェ(Porsche)は11月14日、高性能な「ターボ」モデルの内外装を差異化すると発表した。11月24日、ワールドプレミアされる新型『パナメーラ』から適用される予定だ。

約50年にわたり、ターボモデルはポルシェ各車種のトップグレードとしての地位を築いてきた。ターボモデルは高性能であり、すべてのモデルシリーズの頂点に位置している。

その独自性を強調するために、ポルシェは外観を研ぎ澄ませる。たとえばターボモデルには、ゴールドの代わりに新しいカラーのターボナイトを用いて、現代風にアレンジされた専用のクレストが採用される。デザイナーは、メタリックグレーカラーをターボ専用に開発した。また、他の多くの内外装のパーツにもこのカラーが使用され、ターボモデル専用の外観になる。ポルシェは今後、この明確な差異化をすべての車種に順次導入していく。

また、新しいメタリックカラーの「ターボナイト」を、ターボモデル専用に開発した。この塗料は、ポルシェのカラー&トリムの専門家によって慎重に配合された。ゴールドのエレメントがメタライジング効果を生み出し、最上層は対照的なサテン仕上げとした。将来のターボモデルでは、リアのレタリングとデイライトオープニング(DLO)、サイドウインドウの縁取りに、ターボナイト仕上げが施される予定だ。車種によっては、フロントバンパーのインレイ、スポーク、アルミホイールのエアロブレードなどの細部にターボナイト塗装が施される。

ターボナイトは、ターボモデルの専用クレストの主要な色でもある。すべてのターボモデルのフロント、アルミホイール、ステアリングホイールに、このクレストが取り付けられることになる。

さらに、トリムストリップやベルトストラップなどの内装コンポーネントやモードスイッチ、エアコン操作パネルなどの多くのコントロール類にも、ターボナイトが採用される。ターボナイトは、ブラックインテリアとの組み合わせで、シート、ドアパネルトリム、インストルメントパネル、フロアマットのステッチにもコントラストカラーとしてあしらわれる、としている。

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