カルマ KAVEYA《photo by Karma Automotive》

カルマオートモーティブ(Karma Automotive)は、2ドアの高性能EV、カルマ『KAVEYA』を2025年、米国市場で発売する。「EVスーパークーペGT」を標榜している。

カルマオートモーティブは、4ドアEVスポーツの『カルマ』を製造・販売していたフィスカーオートモーティブの破産後の資産を買収する形で、2014年に米国カリフォルニア州に設立された。現在、カルマ後継車の『レヴェーロGT』などを生産・販売している。

カルマオートモーティブは2025年、KAVEYAを米国市場で発売する予定だ。デザイナーには、2代目アキュラ(ホンダ)『NSX』を手がけたミシェル・クリステンセン氏を起用した。同氏は、ハイブリッドスーパーカーとして登場した第2世代のアキュラNSXの2017年のモデルチェンジを主導した人物で、自動車業界で初めて、スーパーカーの開発を指揮する女性になった。

KAVEYAは、バタフライドアを備えたEVスーパークーペGTとして登場した。アルミスペースフレーム構造にカーボンファイバー製ボディパネルを組み合わせて、軽量化を追求する。

KAVEYAには2種類のバージョンが用意されている。最大出力536hpのモーターを搭載する後輪駆動仕様と、最大出力1180hpのモーターを積むAWD仕様をラインナップした。AWD仕様は0〜96km/h加速3秒以下、最高速290km/h以上の性能を可能にしている。

また、バッテリーは蓄電容量120kWh。1回の充電での航続は最大400km以上を想定している。急速充電を利用すれば、バッテリーの8割の容量をおよそ45分で充電できる、としている。

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