カルマオートモーティブの新型EVスポーツのティザー写真《photo by Karma Automotive》

カルマオートモーティブ(Karma Automotive)は11月11日、新型EVスポーツを米国ラスベガスで発表する。デザイナーには、2代目アキュラ(ホンダ)『NSX』を手がけたミシェル・クリステンセン氏を起用している。

カルマオートモーティブは、4ドアEVスポーツカーの『カルマ』を製造・販売していたフィスカーオートモーティブの破産後の資産を買収する形で、2014年に米国カリフォルニア州に設立された。現在、カルマ後継車の『レヴェーロGT』などを生産・販売している。

カルマオートモーティブは11月11日、新型EVスポーツを米国ラスベガスで発表する予定だ。同車のデザインを担当するのがクリステンセン氏。同氏は、ハイブリッドスーパーカーとして登場した第2世代のアキュラNSXの2017年のモデルチェンジを主導した人物で、自動車業界で初めて、スーパーカーの開発を指揮する女性になった。

クリステンセン氏は2022年末、グローバルデザイン担当副社長として、カルマオートモーティブに入社した。同氏はアキュラのほか、GMのアドバンスドデザインスタジオや日産デザインアメリカでシニアマネージャーを務め、インフィニティ『QX60モノグラフ』のデザインも担当した。

カルマオートモーティブは、新型EVスポーツのティザー写真を1点公開した。カルマオートモーティブ初のスーパークーペで、EVスポーツツアラーになる、としている。

ミシェル・クリステンセン氏(右から2番目)《photo by Acura》 ミシェル・クリステンセン氏《photo by Acura》