ポルシェ 911 GT3 R rennsport《photo by Porsche》

ポルシェ(Porsche)は9月29日、レーシングカーの『911 GT3 R』をベースにしたサーキット専用車、「911 GT3 R rennsport」を米国ラグナセカで開幕したポルシェ最大規模のファンミーティング「Rennsport Reunion 7」で初公開した。世界限定で77台を生産する計画だ。

911 GT3 R rennsportは、レースへの参戦を想定していないサーキット専用車だ。そのため、モータースポーツのレギュレーションにとらわれることなく、高い自由度を持ちながら開発は行われたという。

ベース車両の911 GT3 Rでは、4.2リットル水平対向6気筒ガソリンエンジンが最大出力565psを発生する。911 GT3 R rennsportでは、レギュレーションによる制限がないため、このエンジンの最大出力を620psまで引き上げることが可能になった。

また、このエンジンは、E25燃料でも走行できるように設計されている。これらの燃料には、バイオエタノール燃料やいわゆるリフューエルが含まれ、さらに再生燃料として製造されるe-fuel(合成燃料)も使用できるため、ほぼカーボンニュートラルな走行が可能、としている。

ポルシェ 911 GT3 R rennsport《photo by Porsche》 ポルシェ 911 GT3 R rennsport《photo by Porsche》 ポルシェ 911 GT3 R rennsport《photo by Porsche》 ポルシェ 911 GT3 R rennsport《photo by Porsche》