マセラティは、ミドルセダン『ギブリ』(Maserati Ghibli)の「334ウルティマ」仕様を、7月13日に英国で開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2023」で初公開する。7月12日に発表した。
マセラティは1959年、パワフルなV8エンジンを搭載する『5000GT』を製作した。それ以来、マセラティは10万台を超えるV8エンジン搭載車を製造し、販売してきた。
ギブリ334ウルティマは、ギブリの「トロフェオ」モデルの心臓部のV8ツインターボエンジンのフィナーレを飾るモデルだ。580psの最大出力を発生するこのエンジンは、2023年後半をもって正式に生産を終える。このV8エンジンを搭載したトロフェオモデルは2024年まで販売されるが、それ以降はコレクターズアイテムとして、マセラティの歴史を語るためには欠かせない作品になるという。
なお、モデル名の「334」は、最高速が334km/hであることを意味している。マセラティによると、内燃エンジン搭載のセダンとしては、世界最速という。
マセラティ『ギブリ』にV8搭載最終モデル…グッドウッド2023で発表へ
2023年07月13日(木) 07時15分
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