コンパクトな軽自動車だからこそ、動線を考えたレイアウトは重要。そこを追求しつつも、食事やリモートワークに便利な大きなテーブルやしっかりとした電源供給も叶えたキャンピングカーがモッズファクトリーの『ビートリップ』だ。
ベースとなるのはダイハツ『アトレー』。スライドドアにステップのない車種のため、乗り込みながら靴を脱げるよう、ビートリップ@660では、左側のスライドドアの右下にシューズラックを配置。1300Wのポータブル電源や電子レンジは右リアにまとめ、冷蔵庫(12L)やギャレーはベッド下に配置することで中央に通路を設けたロングベンチシートのようなダイネットを形成する。足を下ろして座れるリビングスタイルで、楽な姿勢で寛げるのもポイントだ。
2WAYテーブルは、軽自動車をベースとしたキャンピングカーの中では非常に大きなサイズ。前後に可動するスライドレール機構も備えており、使い勝手に優れている。照明も角度や位置が変えられるレール式のスポットライトを採用しているため、シーンに合わせて利用できる。
そのほかの装備面では、100Ahのディープサイクルバッテリーや走行充電システムなども標準で搭載されており、電源供給能力も十分。天井や左右クオーターパネルは断熱加工を施され、過ごしやすさにも配慮がされている。オプションのルーフベントやクーラーを利用すれば、より心地よく車中泊が楽しめる。
動線を考えたレイアウトと大きなテーブルが便利:モッズファクトリー「ビートリップ@660」…モーターキャンプEXPO 2023
2023年06月12日(月) 06時45分
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