日野プロフィアZ FCV プロトタイプ《写真提供:日野自動車》

日野自動車は5月24日から26日までパシフィコ横浜(横浜市西区)で、7月5日から7日までAichi Sky EXPO(愛知国際展示場・愛知県常滑市)で開催される「人とくるまのテクノロジー展2023」に出展する。

日野は持続可能な社会の実現に向けて、カーボンニュートラルや物流業界の人手不足といった社会課題の解決に取り組んでいる。本イベントでは『日野デュトロ Z EV』や『日野プロフィア Z FCVプロトタイプ』などに関する展示を中心に、日野の先進技術を紹介する。

2022年6月発売の日野デュトロ Z EVは、新開発のBEV専用シャシを採用したBEV小型トラック。「物流のラストワンマイル」の現場での使い勝手を追求し、超低床構造を実現している。本イベントではBEV専用シャシを見ることができるよう、超低床フロアをシースルー化した車両や前輪駆動モジュールを展示。名古屋会場では主催者展示コーナーで実車を展示する予定だ。

現在開発中の日野プロフィアZ FCV プロトタイプは、幹線輸送を担う大型トラックとしての実用性も鑑み、航続距離600km、また十分な積載量を目指している。本イベントでは、車両性能の概要をパネルで説明。名古屋会場では主催者展示コーナーにて実車を展示する予定だ。

その他、日野の社会課題解決に向けた取り組みの全体像や、高効率な幹線輸送スキームの構築に取り組む「NEXT Logistics Japan」、商用EVの導入・運行支援事業に取り組む「CUBE-LINX」を紹介する予定だ。

BEVシースルー車両《写真提供:日野自動車》 前輪駆動モジュール《写真提供:日野自動車》