ステランティス傘下のランチア(Lancia)ブランドは4月15日、コンセプトEV『Pu+Ra HPE』を欧州で発表した。
このコンセプトEVには、伝説的なランチア『ストラトス』を連想させる丸いテールライトを採用する。テールライトの間には、新しいランチアのロゴを配置。このロゴは、ファッションの世界からインスパイアされた特徴的なフォントでデザインされている。
また、リアガラスには、1970年代のランチア『ベータHPE』の「ベネチアンブラインド(ベネシャンブラインド)」にインスパイアされた構造を、現代的に再解釈し、包み込むような水平線を表現している。
内装では、イタリアの住宅の雰囲気を再現することを目指した。ランチアは、イタリアの家具ブランド「カッシーナ」と協力。カッシーナのアームチェアにインスパイアされた黄色のシートを採用する。また、丸いセンターコンソールは、コーヒーテーブルに着想を得た。イタリアの住宅のカーペットもモチーフに取り入れ、温かく居心地の良い空間を表現している。
また、1回の充電での航続は、700km以上。バッテリーの充電時間はおよそ10分。エネルギー消費量は、100km走行あたり10kWh未満、としている。
ストラトス がEVで再来か、ランチアのコンセプトカーは航続700km以上
2023年04月17日(月) 10時30分
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