留萌本線・真布(まっぷ)駅。最終日は20時32分発留萌行き最終列車でペンライトなどによる見送りが行なわれる。《写真提供 写真AC》

留萌本線石狩沼田〜留萌間の廃止まであと半月となったが、JR北海道は列車の増結やお別れセレモニーなどを予定している。

3月18〜30日には単行運転のキハ54形に1両増結するほか、最終日の3月31日はラストラン記念のヘッドマークを掲出したキハ54形1両とキハ150形3両による4両編成が運行される。

また、最終日はお別れセレモニーが留萌駅(留萌市)と恵比島駅(沼田町)で開催され、石狩沼田・真布(まっぷ)・恵比島・峠下・幌糠・留萌の各駅では最終列車の見送りなどが行なわれる。

留萌本線・石狩沼田駅。最終日は観光協会が作成した到着証明書を配布。20時28分発留萌行き下り最終列車では吹奏楽の演奏やペンライトなどによる見送りが行なわれる。《写真提供 写真AC》 留萌本線・恵比島駅。最終日は到着証明書の配布が行なわれ、13時25分〜13時55分にお別れセレモニーを開催。20時54分発深川行き上り最終列車ではペンライトなどによる見送りが行なわれる。《写真撮影 佐藤正樹》 留萌本線・峠下駅。最終日は12時43分発深川行き上り列車で特製旗などでの見送りが行なわれる。《写真提供 写真AC》 留萌本線幌糠駅。最終日は20時38分発深川行き上り最終列車で特製旗などでの見送りが行なわれる。《写真撮影 佐藤正樹》 留萌本線・留萌駅。最終日は11時50分〜12時20分に待合室と1番ホームでお別れセレモニーを開催。20時20分発の最終列車ではペンライトによる見送りが行なわれる。《写真提供 写真AC》 最終日に掲出されるヘッドマーク。左は留萌市の名勝「黄金岬」、日本海に沈む夕日、カモメを、右は沼田町特産のトマトを基調に、かつてNHK朝の連続ドラマ『すずらん』の舞台となった「明日萌(あしもい)駅」こと恵比島駅のロケ用駅舎をデザイン。《画像提供 北海道旅客鉄道》