LED通知イルミネーション《写真提供 トヨタ自動車》

豊田合成は2月15日、同社が開発したLED通知イルミネーションと小型ワイヤレス充電ホルダがトヨタ『プリウス』新型に採用されたと発表した。

●LED通知イルミネーション
LED通知イルミネーションは、信号待ちなどで先行車が発進したことに気づかず停止し続けた際や、車両が歩行者などを検知し自動での減速機能が作動する前に強く発光。視覚的にドライバーに通知し、注意喚起を行う。従来の装飾照明と比べて、注意喚起時に強く発光する際の明るさを約30倍に高めつつ、導光レンズの配光設計により運転席側に光の指向性を持たせることで、昼間でもドライバーが認識しやすくしている。

●小型ワイヤレス充電ホルダ
小型ワイヤレス充電ホルダは、スマートフォンを充電に最適な位置に誘導するサポート機構を付与。充電器の構造を簡素化したことで、従来品と比べて約60%の小型化を実現している。小型化により、車両への搭載位置の自由度向上に寄与したことがトヨタ自動車から評価され、プロジェクト表彰における「CE(チーフエンジニア)特別賞」を受賞した。

LED通知イルミネーション《写真提供 トヨタ自動車》 LED通知イルミネーション《写真提供 トヨタ自動車》 LED通知イルミネーション《画像提供 豊田合成》 小型ワイヤレス充電ホルダ《写真提供 トヨタ自動車》 小型ワイヤレス充電ホルダ《画像提供 豊田合成》 トヨタ・プリウス新型《写真撮影 中野英幸》