カーポート型太陽光発電所の上空イメージ《画像提供 豊田通商》

豊田通商、東急不動産、東北電力の3社は、仙台国際空港の第1駐車場内にカーポート型太陽光発電所を設置すると発表した。2023年4月に稼働する予定。

発電した電力は、仙台空港旅客ターミナルビルで利用する予定で、ビル全体の消費電力量の約2割を給電する見通し。駐車場は576台分の予定で、パネル容量は1771.2kWで、PCS容量が1595.5kW。

今回の事業は、国土交通省航空局の「2022年度空港脱炭素化推進事業費補助金(太陽光発電等の再エネ導入に係る事業)」初の採択事業となっている。

航空・空港分野の脱炭素化に向けては、政府が策定した第6次エネルギー基本計画で、機材・装備品への新技術導入、空港施設・空港車両のCO2排出削減などを推進することや、空港を再生可能エネルギー拠点化するとされている。

カーポート型太陽光発電所のカーポート下部イメージ《画像提供 豊田通商》