広々とした竹のデッキでくつろぎのひと時を過ごせる《写真提供 三菱ふそうトラック・バス》

三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は12月6日、小型トラック『キャンター』をリモートオフィス仕様に改造したコンセプト車両『NOMADPro CANTER(ノマドプロ・キャンター)』を公開した。

ノマドプロ・キャンターは、キャンターのウィング架装、2輪駆動モデルに、可動式で簡単に収納できるテーブルとベンチを設置。大人2人が働けるワークステーションとして、リモートワークに対応する。

車内は日本の伝統的なデザインを取り入れ、広々とした竹のデッキ、畳スタイルの座面や石庭をイメージした埋め込みタイルなどの自然素材を使い、ストレスフリーな環境も実現している。可動式ベッドのほか、キッチン、洗面台やシャワールームも完備。仕事を終えた後には車内で休憩や寝泊りができる。コンパクトな空間ながら、車両右側のウィングをフルオープンにすることで開放感も得られ、仕事を行う際にも身近に自然を感じることができる。

ノマドプロ・キャンターはMFTBCがパブコおよびDream Driveと共同製作。一般発売や受注の予定はない。今後は、FUSO公式デジタルチャンネルでの掲載のほか、自動車展示会での展示、関東エリアでのロードツアーなどを2023年に予定している。

日本の伝統的なデザインを取り入れ、畳スタイルの座面や石庭をイメージした埋め込みタイルなどの自然素材を使い、ストレスフリーな環境も実現《写真提供 三菱ふそうトラック・バス》 落ち着きを感じさせる天然素材と柔らかい照明で快適な空間を実現《写真提供 三菱ふそうトラック・バス》 ノマドプロ・キャンター《写真提供 三菱ふそうトラック・バス》