「未来的」と表現されるほど先進的なデザインを纏った日産自動車の新型『セレナ』。先代でも人気を博した「AUTECH（オーテック）」仕様が、新型にも設定されることになった。
◆専用装備でスポーティーさを強調
新型セレナは日産の先進技術が詰め込まれたミニバンだが、セレナオーテックはその特別感をさらに高めたモデルとなっている。アイコニックカラーである鮮やかなブルーは、ブランド発祥の地、茅ヶ崎の「海」と「空」をイメージしたものだ。
フロントグリルはオーテックブランド共通のドットパターンを採用。メタル調の専用パーツを車体下部をはじめとした随所に装着したことで、低重心と安定感が強調され、見る者にスポーティーな印象を与えている。
足元を飾るのは、オーテック専用の16インチアルミホイール。丁寧に作り込まれたスポークフォルムにダーク金属調のシルバーが組み合わせられ、高級感を高める。
◆オーテックならではのこだわりで車内空間の質高める
ブルーステッチに彩られたインテリアもオーテックならでは。シート材質は柔らかな手触りのレザレットを採用しており、海面の波の動きをモチーフにしたという装飾が施される。
インストフィニッシャーには紫檀（シタン）の木目調パネルを採用。また、e-POWER車は2列目シートがキャプテンシートになっており、快適性が一層高められている。
先進的なセレナの魅力をさらに高めたセレナオーテック。ベースグレードは「ハイウェイスターV」で、ガソリンとe-POWERを選択可能だ。価格はガソリン車が373万3400円、e-POWER車が415万300円。
