スズキ ワゴンRスティングレー(2019年)《写真提供 スズキ》

スズキは5月19日、軽自動車『ワゴンR』についてサイドエアバッグ展開時にドアが開くおそれがあるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2017年1月27日〜2022年3月10日に製造された2万1630台。

対象車両は、前席ドアのドアラッチとストライカの設定が不適切なため、側面衝突時にサイドエアバッグが展開するとドアラッチが変形するものがあり、最悪の場合、ドアラッチとストライカの噛合いが解除され、前席ドアが開くおそれがある。

改善措置として、全車両、前席ドアのドアラッチとストライカを対策品に交換する。

不具合および事故は起きていない。社内からの情報により発覚した。

改善箇所《画像提供 国土交通省》