国土交通省が発表した2021年末時点で販売されている乗用車の燃費ランキングによると、最も燃費の良い普通・小型自動車はトヨタ『ヤリス』、軽自動車ではスズキ『アルト』/マツダ『キャロル』となった。
国土交通省は毎年、自動車の燃費性能を評価した「自動車燃費一覧」を公表するとともに、燃費の良い乗用車ランキングを公表している。自動車の燃費・電費向上や、ユーザーによる電動車の選択・利用の促進を通じ、カーボンニュートラルを進めていくこと求められることから、ユーザーの省エネルギーへの関心を高め、燃費性能の優れた自動車の開発・普及を促進するのが目的。
2021年末時点に新車として販売されている燃費の良い乗用車ベスト10の普通・小型車部門でトップとなったヤリスの燃費値は36.0km/Lで、軽自動車部門トップのアルトは25.8km/Lだった。
結果は以下の通り。
普通・小型車部門(WLTCモード燃費)
1位:トヨタ・ヤリス(36.0km/L)
2位:トヨタ・アクア(35.8km/L)
3位:トヨタ・プリウス(32.1km/L)
4位:トヨタ・ヤリスクロス(30.8km/L)
5位:トヨタ・カローラスポーツ(30.0km/L)
6位:日産ノート(29.5km/L)
7位:ホンダ・フィット(29.4km/L)
8位:トヨタ・カローラ(29.0km/L)
8位:トヨタ・カローラツーリング(29.0km/L)
10位:ホンダ・インサイト(28.4km/L)
軽自動車部門(WLTCモード燃費)
1位:スズキ・アルト(25.8km/L)
1位:マツダ・キャロル(25.8km/L)
3位:スズキ・アルトラパン(25.2km/L)
3位:スズキ・ワゴンR(25.2km/L)
3位:マツダ・フレア(25.2km/L)
6位:スズキ・ワゴンRスマイル(25.1km/L)
7位:ミラ・イース(25.0km/L)
7位:トヨタ・ピクシスエポック(25.0km/L)
7位:スズキ・ハスラー(25.0km/L)
7位:マツダ・フレアクロスオーバー(25.0km/L)
一方、2020年度(2021年末時点)燃費基準の達成レベルが最も高い乗用車は、普通・小型自動車では達成率168%のトヨタ『プリウス』、軽自動車が達成率105%のスズキ『ワゴンRスマイル』だった。
燃費の良い乗用車ランキング2021…1位はヤリス、軽はアルト 国交省
2022年04月04日(月) 09時24分
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