BMW iX(米国仕様)《photo by BMW》

BMW は3月1日、新世代EVの『iX』と『i4』の今春の米国発売に合わせて、「Google Cloud」と共同開発した没入型の拡張現実(AR)エクスペリエンスを導入すると発表した。

Google Cloudの没入型ARテクノロジーを活用したARエクスペリエンスにより、スマートフォンなどの画面を通じて、iXとi4を現実世界の環境に置き、その詳細を見ることができる。ボディカラーを変更したり、ヘッドライトを点灯したり、ドアを開閉したりすることも可能だ。

Google Cloudの没入型ARテクノロジーを利用すると、ユーザーはi4とiXをフォトリアリスティックに確認できる。このデジタル体験では、拡張現実をまったく新しい方法で利用して、BMWの新世代EVと対話できるようにするのが狙いだ。

iXとi4のARエクスペリエンスを強化するために、Google Cloudは、フォトリアリスティックな体験を可能にする独自のインタラクティブストリーミングソリューションを採用している。例えば、Google Cloudのコンピューティングテクノロジーによって、iXのレザーの表面やステッチなど、インテリアの細部を間近に見ることができる。

なお、iXとi4のARエクスペリエンスは、グーグルのアプリストアを通じて、「Android」と Appleの「iPhoneOS」向けがダウンロードできる。

BMW iX(米国仕様)《photo by BMW》 BMW i4(米国仕様)《photo by BMW》 BMW i4(米国仕様)《photo by BMW》 BMW iX(米国仕様)《photo by BMW》 BMW i4(米国仕様)《photo by BMW》