自動運転AIチャレンジ《写真提供 自動車技術会》

自動車技術会は1月28日、「第3回自動運転AIチャレンジ」の結果を発表。チーム「Hayabusa from UPenn」(ペンシルバニア大学)が最優秀賞に選ばれた。

自動運転AIチャレンジは、自動車業界に関わるAI・IT技術者の発掘育成を目的として、産官学が協力して開催しているオンライン上のシミュレーション競技。参加者は自動運転システム用オープンソースソフトウェア「Autoware」で、与えられたシナリオをクリアできるようソースコードを作成して、オンライン上のシミュレータでタイムを判定する。

第3回自動運転AIチャレンジはオンライン上のシミュレーション競技として、2021年11月2日から12月22日まで開催。最多となる国内外より164チーム、233名が参加した。今大会からは、事前学習機会の提供・チュートリアル整備・競技終了後のフォローアップなどをさらに充実。AI、IoT人材の発掘と育成の機会として実施した。

その結果、最優秀賞はチーム「Hayabusa from UPenn」(ペンシルバニア大学)、優秀賞はチーム「Felis」(NTTデータ オートモビリジェンス研究所)、3位入賞はチーム「TAK76」(トヨタ自動車)がそれぞれ選ばれた。

なお、第4回自動運転AIチャレンジは2022年6月、東京大学生産技術研究所附属千葉実験所を会場とし、自動運転モビリティを活用した競技として実施する予定だ。