Yadea 「換電獣01」《画像提供 日本電産》

日本電産は12月27日、Yadea Group Holdingsが10月に発表した電動バイク『換電獣 01』にインホイールモータが初めて採用されたと発表した。

「換電獣 01」に採用された日本電産の電動バイク駆動用インホイールモータは最大出力48V/2.8kWで、同社が電動バイク向けに開発した初めての製品。後輪内に搭載されている。

同製品は世界トップクラスのトルク特性を持ち、同一カテゴリの他社モータに比べて低速時で18%、高速時で5%トルクが向上する。世界トップシェアである日本電産のHDD(ハードディスクドライブ)用スピンドルモータを手がける精密小型モータ事業本部が担当した。HDDの小型化、高速化で培ったミクロン単位の磁気回路設計技術が生かされているとしている。

「換電獣01」は台湾で実績のあるゴゴロのバッテリー交換システムに対応したシリーズで、街中に設置された充電ステーションで24時間バッテリー交換ができるのが特徴。また、スマートフォンの専用アプリで、バッテリー残量や車両の位置、電子ロック、走行データの管理ができる。

電動バイク用 インホイール モータ《画像提供 日本電産》