BMWが現在開発を進める次期型『2シリーズ アクティブツアラー』の最新プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。
キャッチした車両は、同社の最新世代LEDデイタイムランニングライトを備える市販タイプのヘッドライトを初めて装着、キドニーグリルのサイズは若干拡大されている様子だが、『M3』や『M4』のような特大グリルは見送られたようだ。
そのほか、サイドミラーがAピラーからドアへ移動。リアエンドは、より大きなLEDストリップを備えるL字型テールライトの一部が露出、車幅をワイドに見せている。
コードネーム「U08」と呼ばれる次期型では、「UKL」プラットフォームの最新バージョンを採用。ガソリン、ディーゼル、及びプラグインハイブリッドに対応し、最終市販型ではクロスオーバールックになると噂されている。
室内では、『iX』でもみられたスイッチ形状のギアシフター、最新のインフォテイメントシステム、湾曲したダッシュボードを搭載、ヒーター/エアコンなどはディスプレイでの操作によって制御される。
パワートレインは、最高出力140psを発揮する1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジン、最高出力150ps及び190psを発揮する2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジンのほか、最高出力302psを発揮するM Sportをラインアップ、ゲトラグ製8速DCTトランスミッションと組み合わされる。
一方で、最高出力116psを発揮する1.5リットル直列3気筒ディーゼルエンジン搭載の「216d」は廃止される可能性があるという。
次期型では、より大型の「グランツアラー」が廃止予定で、代わりにアクティブツアラーに3列シートがオプション設定されると予想される。BMWミニバンの主役となりそうだ。
BMW 2シリーズ アクティブツアラー、次期型でクロスオーバー風に?最新プロトタイプ
2020年12月02日(水) 08時00分
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