不透明な状態の調光ガラス《写真提供 AGC》

AGCは6月18日、調光ガラス 「ワンダーライトDx」が、トヨタ自動車の新型『ハリアー』のパノラマルーフに採用されたと発表した。量産車への採用は世界初。

ワンダーライトDxは、自動車用外装ガラス向けでは世界最速の瞬時に透過光を制御できるガラス。フィルム中には目に見えないほどの小さな特殊材料が詰まっている。調光モード、透過モードのどちらの場合も紫外線を約99%カットする。

AGCの調光ガラスは、2枚のガラスの間に特殊なフィルムを挟み込む合わせガラスの構造になっており、調光モード(不透明な状態)では日差しの眩しさを和らげ、透過モード(クリアな状態)では開放感を楽しめる。パノラマルーフから心地よい光が降り注ぐ車内空間を実現するとしている。

クリアな状態の調光ガラス《写真提供 AGC》 トヨタ・ハリアー新型、電動シェード付調光パノラマルーフ《写真提供 トヨタ自動車》 トヨタ・ハリアー新型、電動シェード付調光パノラマルーフ《写真提供 トヨタ自動車》 トヨタ・ハリアー新型《写真提供 トヨタ自動車》