ロータス エスプリ 後継モデル プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

ロータスは名車『エスプリ』の後継モデルを開発していると見られている。この新型ライトウェイトスポーツのプロトタイプ車両を、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

ロータスは、2010年のパリモーターショーにて、2013年にエスプリを復活させるとしてコンセプトモデルを発表したが、これが市販化することはなかった。そして2020年、いよいよ後継モデルの登場が濃厚となった。

初代『エスプリS1』は1976年に発売、イタルデザイン『マセラティ・ブーメラン』から意匠を継ぐエッジの効いたボディシルエットがインパクトを与え人気を博した。1978年には大幅改良を受けた「S2」が登場、1980年には「ターボ エスプリ」、1981年にはターボ エスプリのシャシーにノンターボの912型エンジンを搭載した「S3」が発売された。

その後は、1993年に「S4」、1996年に「V8」と進化を続けるも、「ファイナル・ラン・エディション」を最後に2004年に生産終了となっていた。


今回捉えた車両は、『エヴォーラ』のテストミュールだが、大幅にボディが拡大され、アルミニウムプラットフォームのテスト初期段階とみられる。ロータスは現在新しいプラットフォームを開発しており、このエスプリ後継モデルがアルミニウムアーキテクチャを使用する最後のロータスになると予想されている。

プロトタイプはテストミュールのため、新デザインのヒントはないが、EVハイパーカー『エヴァイア』にインスパイアされたデザインで、2シーターのミッドシップレイアウトが予想されている。

パワートレインは、トヨタ製3.5リットルV型6気筒+電気モーターのハイブリッドで、最高出力は『エヴォーラ410』の400psを超える500ps以上となるだろう。

そのワールドプレミアは最速で2020年内、遅れれば2021年となりそうだ。エスプリの車名は受け継がれるのか、期待は高まるばかりだ。

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