いすゞ自動車は1月16日、『フォワード』など5車種について、シートベルト(巻取り装置)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、いすゞ『フォワード』『ギガ』『エルフ』、日産『アトラス』、UDトラックス『コンドル』の5車種で、2019年8月22から9月26日に製造された3622台。また、交換修理用部品として出荷し、組付けられた車両が特定できない14個も対象となる。
対象車両は、トラックの助手席用シートベルトにおいて、組み付け設備の調整が不適切なため、巻取り装置ロック機構部のスプリングが屈曲して組み付けられたものがある。そのため、当該スプリングが構成部品と干渉し、シートベルトが素早く引き出された際にロックしないおそれがある。
改善措置として、全車両、助手席用シートベルトの製造番号を点検し、該当する場合はシートベルトを良品に交換する。
不具合および事故は起きていない。社内情報によりリコールを届け出た。
いすゞ フォワード など、助手席シートベルトがロックしないおそれ リコール
2020年01月17日(金) 15時30分
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