日野自動車は10月9日、大型トラックの日野『プロフィア』の電気配線に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2010年7月6日から2017年5月18日に製造された9829台。
電動キャブチルトおよびエアコン用配線の分岐部の防水処理が不適切なため、水の浸入により素線が腐食して断線することがある。そのため電動キャブチルトやエアコンが作動しなくなり、最悪の場合、腐食部が発熱して、分岐部周辺が焼損するおそれがある。
改善措置として、全車両、配線を補修用配線に交換する。なお、配線を点検し、分岐部周辺の配線に損傷が認められる場合は、損傷部位を補修する。
不具合は29件発生、部分焼損事故が1件起きている。市場からの情報によりリコールを届け出た。
日野 プロフィア、9800台をリコール 電気配線の防水不十分で部分焼損事故発生
2019年10月09日(水) 19時00分
関連ニュース
- 日野自動車がジャパントラックショー2024に出展へ…BEVやFCV (05月08日 07時00分)