スペインの自動車メーカー「セアト」の高性能モデル『クプラ レオン』に、初のプラグインハイブリッド車が登場する。その市販型プロトタイプを初めてカメラが捉えた。
これまで目撃されていたベースモデルの『レオン』より大型のコーナーエアインテークを装備し、ボディをローダウン。ブレンボ製ブレーキキャリパーやデュアルエキゾーストパイプを装着していることから、ハイパフォーマンスモデルと確認できる。
セアトのCEO、Luca De Meo氏は、すでに「クプラ レオン」次期型の電動化を発表しており、クプラ初のPHEVの登場は間違いない。
パワートレインは、2つのハイブリッドが用意される。1つは、最高出力245psを発揮し、WLTPサイクルで約50kmのEV走行が可能なモデル。もう1つは、2.0リットル直列4気筒TSIエンジンと組み合わされるPHEVで、最高出力は300psと噂される。
またアダプティブサスペンションやプログレッシブステアリングシステムを搭載するほか、室内にはカーボン製トリム、デジタルインストルメントクラスタ、大型インフォテイメントタッチスクリーンなどが装備されるという。
ワールドプレミアは、2020年後半となりそうだ。
セアトの高性能ブランド「クプラ」初の電動モデルをスクープ…300馬力のPHEV
2019年07月30日(火) 20時00分