スマートが、EVモデル『EQフォーツー』および『EQフォーフォー』改良新型の開発に着手した。そのプロトタイプをカメラが初めて捉えた。
「EQ」は、メルセデスベンツが電動化に特化した新ブランドとして立ち上げ、スマートにも展開している。
今回キャッチしたのは、4ドアの「EQ フォーフォー」だ。フロントマスクは完全にカモフラージュされているが、一部見えるグリル形状は、2017年に公開された完全自動運転車『ビジョンEQフォーツー』を彷彿させる。またヘッドライトはフルLEDを採用しグラフィックを変更。フロントエンドが大刷新される可能性があるようだ。そのほかテールライトの再設計も間違いない。また改良新型でも、「EQフォーツー」「EQフォーフォー」ともに共通のデザインが採用されるはずだ。
現行型では、最高出力82ps、最大トルク160Nmを発揮し、0-100km/h加速12.7秒、最高速度130km/h、航続距離は93マイル(150km)とされている。しかし改良新型ではより大容量のバッテリーを搭載し、パフォーマンスの向上がなされる可能性もあるという。
スマートは2020年以降、全モデルを電動化すると発表しており、世界で順次ガソリンエンジン搭載車の導入を終了、EVに一本化して行く。この改良新型は2019年内にも発表され、2020年に発売が予定されている。またダイムラーは、スマートブランドの株式50%を中国「Geely」に譲渡。新型のEVモデルを3年以内に発売する計画を立てている。
「スマートEQ」改良新型を初スクープ…フロント大刷新、フルLED装備へ
2019年07月24日(水) 08時00分
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