FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は9月1日、アバルト『124スパイダー』(Abarth 124 Spider)の2019年モデルを発表した。
アバルト124スパイダーは、フィアット「124スパイダー」のアバルト版。マツダ『ロードスター』と基本設計を共通にしており、生産もマツダの工場で行われている。アバルト124スパイダーは2016年、日本市場にも導入された。
今回、アバルト124スパイダーが2016年春のデビューからおよそ2年半が経過し、初の本格改良を実施。2019年モデルが登場している。
2019年モデルには、最新の車載コネクティビティとして、「フィアットコネクト7.0」を採用。7インチのタッチスクリーンディスプレイを核として、リアビューカメラやBluetooth接続機能、Sirius XMラジオなどを搭載する。
また、2019年モデルには、「ヴェレーノ・アピアランス・グループ」と命名されたパッケージオプションを新設定。フロントリップスポイラー、ドアミラーカバー、牽引フックを赤で仕上げた。アバルトの専用エンブレムとフロアマットも装備される。
2019年モデルでは、パワートレインを継続。1.4リットル直列4気筒ガソリンターボ「マルチエア」エンジンを搭載する。アバルトのチューニングにより、最大出力は164hp、最大トルクは25.5kgmを獲得。トランスミッションは、6速MTまたは6速ATを組み合わせた。エグゾーストシステムの「Record Monza」が、アバルトらしいサウンドを発する、としている。
アバルト 124スパイダー 2019年型を発表…フィアットコネクト7.0採用
2018年09月04日(火) 14時15分
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