ロールス・ロイスのラインアップに『ファントム』の名が登場したのは遙か昔1925年のことになる。その初代ファントムから数えて8代目となる新型ファントムが2018年、日本でローンチされた。
今回撮影することができたモデルは、標準のファントムよりもホイールベースを延長したその名も「エクステンデッド・ホイールベース」。標準のホイールベースが3550mmなのに対し、「エクステンデッド・ホイールベース」のホイールベースは3770mmと220mmも長くなっている。スズキ『クロスビー』の全長が3760mmなので、そのホイールベースの長さがいかに長いか想像できるだろう。
「ファントム・エクステンデッド・ホイールベース」の全長は5990mm、全幅は2020mm、全高は1645mmで車両重量は2750kgにもなる。とはいえ、この車両重量は十分に軽量化された結果。採用されているフレームはオールアルミ製で、ボディもまたアルミ製となる。
搭載されるエンジンは最高出力510馬力、最大トルク900NmのV型12気筒、6750cc。8速のATが組み合わされる。通常使用ではエンジンポテンシャルの1割も使わずに走行が可能で、その余裕こそがロールス・ロイスの走りの源となっている。
価格は標準モデルで5460万円。こちらの「エクステンデッド・ホイールベース」は6540万円となっている。
6540万円の超ロング・ロールス…ファントム・エクステンデッド・ホイールベース[詳細画像]
2018年02月15日(木) 11時00分
関連ニュース
- ロールスロイス『カリナン』改良新型に「ブラック・バッジ」、V12ツインターボは600馬力 (05月11日 17時30分)
- ロールスロイス、ラグジュアリーSUVの頂点へ…『カリナン』に改良新型 (05月09日 12時30分)
- 114年前のロールスロイスも走った!…品川クラシックカーレビューイン港南 (04月10日 20時00分)
- フルチェン級のデザイン変更か!? ロールスロイスの4ドアサルーンが2025年に大進化 (03月21日 08時00分)
- ロールスロイス、大胆なカラーアクセントを施す…世界限定120台「ゴースト・プリズム」発表 (03月13日 12時45分)