ZFは、ブロックチェーン技術を活用した自動車用電子決済プラットフォーム「Car eWallet」を、UBSおよびIBMと共同で提供する計画であることを発表した。
開発が加速する自動運転車だが、完全自動運転実現のためには各種支払いの自動化も不可欠となる。Car eWalletは、IBMブロックチェーンテクノロジーをベースにクラウド経由で提供。駐車場や有料道路、そして将来的にはカーシェアリング、給油や充電、さらには配達サービスなどの電子決済が可能となる。
Car eWalletは、ブロックチェーン技術を活用することで、各ユーザー情報を安全に維持・管理し、ほぼリアルタイムでの安全な支払いを実現。自動車メーカー、サプライヤー、各種サービス提供業者および消費者の間で発生する電子商取引を大きく変える可能性を秘めている。
今回のプロジェクトには、欧州80都市に20万か所以上の駐車場を展開する駐車場管理企業 APCOA社、4万か所の充電ステーションを傘下におさめる世界最大の自動車用充電システム会社 米国ChargePoint社もパートナーとして参画を決定。Car eWalletは世界共通の自動車用電子決済システムとして期待が高まる。
ZFなど3社、自動運転車向け電子決済プラットフォーム開発へ
2017年09月14日(木) 11時45分
関連ニュース
- ヤマハ『YZF-R』ファンイベント 3月9日から全国7か所で (03月03日 07時15分)
- 注目は三菱副社長に日産常務が就任、そのほかZFの新型8速ATなども…有料会員記事ランキング (02月29日 15時15分)
- ハイドロプレーニング回避、タイヤと路面のデータをシャシーに伝達…グッドイヤーとZFがCES 2024で発表 (01月10日 17時00分)
- 【ヤマハ YZF-R125/R15 試乗】原2クラスに贅沢すぎるフルカウルSS、ありがとうヤマハ!…青木タカオ (12月31日 19時00分)
- ZF、民間整備工場向けの電動アクスル用リペアキットを投入 (12月01日 08時30分)