こいのぼりバス(イメージ)《写真提供 両備ホールディングス》

両備グループの井笠バスカンパニー(本社:岡山県笠岡市)は、地域住民に路線バスをより身近に感じてもらうため、5月1日から「こいのぼりバス」の運行を開始する。こどもの日にちなんだこの企画は、子どもたちに楽しんでもらうことを目的としている。

こいのぼりバスは、“うろこ”部分に子どもたちの夢が描かれて、車内に掲出される。これらのうろこは、4月29日に笠岡総合スポーツ公園で開催された「第41回笠岡市子どもフェスティバル」のバス車両展示ブースで、来場した子どもたちによって装飾されたもの。バスは笠岡地区を走りながら、地域の子どもたちの成長を願うメッセージを伝える。

運行期間は5月1日から31日までの1か月間。運行車両は「ひまわりバス」と呼ばれるナンバープレート「倉敷200か251」、笠岡営業所美の浜車庫に所属しているZ1672号車だ。運行路線は井原市から笠岡駅、矢掛から笠岡駅を結び、笠岡市内全域をカバーする。

井笠バスカンパニーは、2016年に「こいのぼりバス」を初めて運行し、2019年まで毎年行っていたが、新型コロナウイルスの影響で中止を余儀なくされた。昨年から運行を再開し、今回で6回目の実施となる。

こいのぼりバス(イメージ)《写真提供 両備ホールディングス》 こいのぼりバス(イメージ)《写真提供 両備ホールディングス》 こいのぼりバス(イメージ)《写真提供 両備ホールディングス》 こいのぼりバス(イメージ)《写真提供 両備ホールディングス》