ランボルギーニ ・ウルス《Photo by Lamborghini》

ランボルギーニ(Lamborghini)は、2023年通期(1〜12月)の決算を発表した。売上高、営業利益ともに、これまでの記録を更新している。

売上高は、新記録となる26億6000万ユーロ。前年比は12.1%増と3年連続で増加した。また、2023年通期の営業利益は、過去最高の7億2300万ユーロ。前年の6億1400万ユーロに対して、17.8%増と引き続き伸びている。

好業績は、新車販売の好調さによるもの。2023年の世界新車販売台数は新記録となり、初の1万台超えとなる1万0112台。前年比は10%増と、3年連続で前年実績を上回った。

全販売台数1万0112台のうち、SUVの『ウルス』がおよそ6割の6087台を占めた。前年実績に対して、13.4%増と3年連続で増加した。また、V10エンジンを搭載する『ウラカン』シリーズは2023年、3962台を販売した。前年比は27.3%増とプラスを維持した。V12エンジン搭載車は63台。63台の内訳は、『アヴェンタドール』の最終モデルが12台、その他が51台だった。

市場別では、米国が前年比10.3%増の3000台を販売し、引き続きランボルギーニの最量販市場となった。中国(香港とマカオを含む)は17%減の845台と後退した。ドイツは18.9%増の961台、英国は23.2%増の801台とプラスを維持している。

ランボルギーニ・ウラカン・テクニカ《photo by Lamborghini》 ランボルギーニ・アヴェンタドール LP780-4 Ultimae《photo by Lamborghini》