シェルの米国部門は、カリフォルニア州の乗用車向け水素ステーションを閉鎖すると発表した。
シェルは米国カリフォルニア州に、乗用車向け水素ステーション7拠点を擁している。これら7拠点をすべて閉鎖する。閉鎖される期間は「永久」としており、再開される可能性はないと見られる。
水素ステーション閉鎖の理由について、シェルは、「水素供給の複雑化や、その他の外部市場の要因」と説明している。
カルフォルニア州は、米国の中で最も環境意識の高い州とされる。現地では、燃料電池車として、トヨタ『ミライ』やヒョンデ『ネッソ』を販売中。カルフォルニア州で水素ステーションの数が7か所減ることにより、燃料電池車のユーザーが影響を受ける可能性がある。
シェル、米カリフォルニアの乗用車向け水素ステーションをすべて閉鎖…燃料電池車の顧客に影響も
2024年02月19日(月) 10時45分
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