ヤマハ発動機、袋井南工場に2200kW規模のメガソーラー設置《写真提供 ヤマハ発動機》

ヤマハ発動機は、静岡県袋井市にある袋井南工場の工場棟屋根全面に2200kW規模の太陽光発電設備(メガソーラー)を設置し、12月25日より運用を開始した。

新たに設置されたのは、475Wの太陽光パネル計4650枚(2200kW)。袋井南工場では既に2022年にエネルギー棟の屋根に太陽光パネルを設置しており、これらを合わせた発電出力は2330kWに。これは、国内ヤマハ発動機グループの中で最大の発電出力となる。

同設備で発電した電力は、袋井南工場で使用されるほか、余剰電力は2025年より中部電力パワーグリッドの送配電ネットワークを介して、ヤマハ発動機の他事業所に送電される予定。この余剰電力の活用により、CO2削減効果を上積みし、地球温暖化防止に貢献する。

ヤマハ発動機は、「ヤマハ発動機グループ環境計画2050」を掲げ、2050年までに事業活動を含むサプライチェーン全体のカーボンニュートラルを目指している。今回の大規模太陽光発電設備の設置も、その実現に向けた取り組みの一環。

ヤマハ発動機、袋井南工場に2200kW規模のメガソーラー設置《写真提供 ヤマハ発動機》