ベントレー(Bentley)は11月9日、全長20mの新型セーリングクルーザー、コンテストヨット社の「コンテスト67CS」向けに特注インテリアを製作した、と発表した。
ベントレーは、コンテスト社がクルー工場を訪問した際に、新型コンテストCS67の特注インテリアの製作の依頼を受けた。『コンチネンタルGT』や『ベンテイガ』のインテリア製作を専門とするベントレーのデザインチームは、難易度の高いこの要望を引き受け、ベントレー車に使用されている素材や技術をベースに、完全オーダーメイドのインテリアを作り上げた。
ベントレーはコンテストのデザインチームと密接に協力し、このユニークなインテリアを製作した。3Dプリンティングなどのプロトタイピング手法を活用し、個々のコンポーネントの実現可能性を高めるとともに、ソファを含むいくつかのアイテムの完全なモックアップを製作した。
ベントレーのアイコンの「ダイヤモンドキルティング」の皮革は、ティッシュボックスやドリンクコースターなどのディテールを、顧客の好みに合わせて一から作成し、船内のインテリア全体にあしらわれた。 通常はベントレーのステアリングホイールの製作に使用される手縫いのクロスステッチなどの特殊技術が、随所に取り入れられている。
ベントレーならではのマルバーンチェアをはじめ、ベントレーのホームファーニチャーも採用された。さらに、特注のバーや洗面台など、新型コンテストのために特別にデザインされた装備もある。コンテストヨットのキャプテンチェアと卵型のテーブルも、ベントレーがワンオフで製作した。ベントレーのエンジニアリング施設において、手作業で作られたソファは、ベントレーのトリムで精密に仕上げられている。
ベントレーの究極のラグジュアリー、全長20mのクルーザーに表現…特注内装をデザイン
2023年11月13日(月) 20時00分
関連ニュース
- ベントレーのW12エンジン最終モデル、5月7日発表へ…ティザー (05月01日 08時30分)
- エンジン搭載はこれが最後!? ベントレー『コンチネンタルGT/GTC』PHEVモデルを初スクープ (04月19日 12時00分)
- アストンマーティン、新CEOを任命…元ベントレー会長のホールマーク氏が就任へ (03月25日 09時45分)
- 光のショーで乗員を歓迎するベントレー…41万個のシリコンチップ、世界限定18台 (03月15日 19時00分)
- 61階まで車両に乗ったまま上下、「デザーベーター」完備のタワマン…ベントレーが起工式 (03月02日 15時00分)