スバルBRZ《写真提供 SUBARU》

SUBARU(スバル)は、10月1日付で自動車部門の製造本部を「モノづくり本部」へ改称するなどの組織改正を行ったことを発表した。

自動車部門では、「製造本部」を「モノづくり本部」に改称。100年に一度の大変革期において「製造」の概念も大きく変わる中、改めてモノづくりの在り方を見直し、モノづくりを究めていくための改革を進める。また、「シームレスな開発」による効率化を狙い、技術本部の開発試作部の一部機能をモノづくり本部に移管。群馬製作所の直下にある第一製造部、第二製造部、第三製造部以外の各部はモノづくり本部の直下とする。なお、モノづくり本部長には、製造本部長だった渡邊郁夫執行役員がそのまま就任する。

航空宇宙カンパニーでは、研究開発および生産技術の効率化を狙い、技術開発センターを廃止、研究開発部門と生産技術部門を再編する。新組織では従来の「次期戦闘機技術室」に加え、「防衛航空技術部」「民間航空技術部」「ヘリコプター技術部」「航空宇宙技術開発部」を新設。防需、民需、ヘリコプターの事業3本柱のさらなる成長と効率的な多品種少量生産を実現する。

自動車部門の改称と機能再編《画像提供 SUBARU》 航空宇宙カンパニーの組織改正《画像提供 SUBARU》