リコール対象:ビュイック・エンクレイヴ(写真は2015年型)《photo by Buick》

豊田合成は5月18日、米国子会社が製造した運転席用エアバッグを搭載したGM社3車種について、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)とカナダ運輸省からリコールが公表されたことを発表した。

今回のリコールは、GM社が2014年から2017年に製造した3車種について、衝突事故の際に運転席用エアバッグのガス発生装置(インフレーター)に異常が生じるおそれがあるというもの。対象車両は米国公表分が約99万台、カナダ公表分が約4万台。当該インフレーターは米自動車部品サプライヤーのARCオートモーティブ社にて製造され、豊田合成の米国子会社に納入されたもの。

当該インフレーターの異常の原因については、現時点では特定に至っていないことから、豊田合成はGM社およびARC社に協力して調査を進めている。

リコール対象:ビュイック・エンクレイヴ(写真は2015年型)《photo by Buick》