堺市でのシェアサイクルステーション《写真提供 日新商事》

日新商事とOpenStreetは業務提携し、大阪府堺市で2022年10月から本格開始される「堺市シェアサイクル事業」を共同運営する。

堺市とOpenStreetは2020年3月から2022年9月まで、市内の来訪者の回遊性向上や公共交通を補完するシェアサイクル事業の有効性や事業の持続可能性、堺市が当時導入していた「さかいコミュニティサイクル」の課題解決に向けてシェアサイクルの実証実験を実施した。これによってシェアサイクルが移動手段の1つとしての役割を担うことや、回遊性の向上、地域活性化に寄与するなどの効果を確認したとしている。

これを受けて堺市は「堺市シェアサイクル事業」を本格運用を決定し、公募型プロポーザルでOpenStreetが事業者として採択、今回、OpenStreetと堺市が「堺市シェアサイクル実証実験に関する基本協定」を締結した。

「堺市シェアサイクル事業」の本格運用に伴ってOpenStreetと日新商事は業務提携し共同で「堺市シェアサイクル事業」を運営する。堺市のまちづくりや地域住民の利便性向上、観光客の回遊性向上につなげていく。