インテリジェントコクピット《写真提供 東海理化》

東海理化は、6月29日から7月1日までポートメッセなごやで開催される「人とくるまのテクノロジー展2022」に出展し、インテリジェントコクピットなど次世代製品を紹介する。

自動車業界を取り巻く環境の変化は著しく、人の動きや周辺環境を検知することによる自動化機能など、車が持つ機能や価値も多様化。東海理化はこれまで培ってきた技術を活かしながら、さらなる挑戦や新しい価値創出を目指して本展示会へ出展する。

インテリジェントコクピット
人が車を操作する時代から「人をとらえ、意思を読み取り、人に応える」をコンセプトとし、先進技術(センサ・AI・アルゴリズム)で安心・安全に貢献する「インテリジェントコクピット」。人の接近を検知して自動でドアが開く電動スイングドアシステムや、人の手の動きを検知して自動で近づく電動ディスプレイシステム、その他おもてなしを実現する透過加飾パネルを搭載。2027年を見据えたコクピットとして、新たな価値を提案する。

自動車運送業者向け疲労・眠気検知ステアリングカバー/幼児置き去り検知システム
眠気検知ステアリングカバーは、ハンドルに搭載した心電センサにより疲労・眠気を測定し自動車運送事業者へ通知。自動車運送業者の過労運転による事故防止を実現する。幼児置き去り検知システムは、ミリ波センサによる呼吸動作を検知。車内への幼児の置き去りでの熱中症や連れ去り防止を実現する。

画像統合遠隔監視システム
自動運転車両からの映像を統合し品質を維持したまま、低遅延な伝送を可能にした、自動運転車両の安心・安全な遠隔監視を支援する。本システムは、自動車技術会中部支部企画展示コーナーにて紹介し、また自動運転デモ車試乗体験会場では実演もする。

東海理化 ブースイメージ《写真提供 東海理化》