EVシェアリング実証実験のイメージ《写真提供 HYAKUSHO》

HYAKUSHOは3月3日、 長野県飯島町でスマートモビリティシステムの企画・開発を手がけるZenmovと電気自動車(EV)シェアリングを二次交通に利用する実証実験をスタートすると発表した。

飯島町では、鉄道や高速バスなど、町内入口までの都市部からの移動手段はあるものの、町内を移動する手段がほとんどない状況。マイカーを持たない生活者でも気軽に使えるシェアリングEVを、駅やバス停に設置することで、ローカルエリアへの訪問のハードルを下げる取り組みの一環として実証実験する。

実証では、駅やバス停といった公共交通の停留所に二次交通としてシェアリングEVを配置し、クルマを持たない観光客の来訪意欲が高まるかを検証するため、千人塚公園キャンプ場を目的地とした利用状況を検証する。また、町内を移動する際の二次交通としても利用してもらい、キャンプ場だけではなく地域の周遊も促進されるのかも検証する。

3月9日から来訪者への利用を促進する。

EVシェアリング実証実験のイメージ《写真提供 HYAKUSHO》 EVシェアリング実証実験のイメージ《写真提供 HYAKUSHO》