東海理化と河村電器産業は、デジタルキーを活用した宅配ボックス「RusuPo with FREEKEY(仮称)」の共同開発を開始、2022年の販売を目指すと発表した。
オンラインショッピングなどのインターネット取引が増えるなか、注文者の不在による再配達が増えており、配送ドライバーの負担が問題となっている。近年、普及が進んでいる宅配ボックスは、不在でも荷物を受け取ることを可能にし、再配達の課題を解決。また、注文者も荷物を受け取るために自宅に居る必要がなくなり、生活の時間に自由が生まれる。
RusuPo with FREEKEYは河村電器産業が受配電設備メーカーとして培った技術を用いた宅配ボックス「RusuPo」に、モビリティ分野で培ったセキュリティ技術を用いた東海理化のデジタルキーソフトウェアを組み込んだもの。東海理化のデジタルキー配信サーバーとの通信が可能となり、スマートフォンのアプリ操作による宅配ボックスの解錠/施錠が可能となる。デジタルキーを活用することにより、宅配ボックスを荷物の受け取りだけでなく、スマートフォンで配送業者にデジタルキーを渡せば、外出中でも荷物を引き取ってもらうことも可能となる。
不在中の荷物の引き渡しも可能に、デジタルキーを活用した宅配ボックス
2021年09月14日(火) 14時30分
関連ニュース
- スマホがクルマの鍵になる「バーチャルキー」、草津ホテル1913の共同カーシェアに採用 (02月16日 11時51分)
- 東海理化はEV部品小型化&簡素化技術や位置検出技術を展示予定…オートモーティブワールド2024 (01月19日 09時00分)
- 常滑市でレベル2自動運転バス…東海理化が参画 1月16-26日に運行 (01月13日 11時00分)