ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は7月20日、『318i』など9車種1万1446台について、運転者席用エアバッグに不具合があるとして、国土交通省に再度リコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『318i』、『318iツーリング』、『318Ci』、『320i』、『323i』、『328i』、『328Ci』、『330i』、『330Ci』の9車種で1998年6月8日〜2000年6月29日に製造された1万1446台。
対象車両は、運転者席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、吸湿防止が不適切なため、ガス発生剤が吸湿する可能性がある。そのため、使用過程でガス発生剤が吸湿や乾燥を繰返した場合など、衝突時等のエアバッグ作動時に正常に展開しないおそれがあり、インフレータ内の圧力が上昇して容器が破損することにより、乗員が負傷するおそれがある。
改善措置として、全車両、運転者席用エアバッグのインフレータまたはエアバッグアッセンブリを代替品と交換する。
不具合および事故は起きていない。ドイツ本社からの情報によりリコールを届け出た。
なお、今回の不具合については2020年1月22日にリコールを届け出ているが、改善措置が不十分であったため、改めて届出を行う。
BMW 3シリーズ 9車種1万1000台、エアバッグ不具合で再リコール
2021年07月20日(火) 17時45分
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