新型コロナウイルスワクチン接種に関する三者連携協定《図版提供 豊田市》

豊田市とトヨタ自動車およびヤマト運輸は4月27日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンに関する三者連携協定を締結したと発表した。

この協定により、安心・安全かつ円滑なワクチン接種に向け、ヤマト運輸によるワクチンの安全性を重視した超低温帯での輸送の仕組や、トヨタ自動車による接種会場の効率的運営支援や接種スタッフ等の派遣協力など、民間企業の技術力や人材との共働による「豊田市モデル」として進め、5月30日の集団接種から運用を開始する。

具体的な役割としては、ヤマト運輸がドライアイスを使用せず超低温氷と専用容器を使用した専用保冷箱にワクチンを格納。接種会場までの移送・保管を一貫して専用保冷箱内で行うことで、超低温冷凍庫から取出した後もワクチンを−60度以下で保持する。

トヨタ自動車は関係施設4か所を集団接種会場に提供するほか、集団接種会場の安心・安全で効率的運営支援、トヨタ自動車産業医 延べ約100人、看護師等延べ約350人、会場運営スタッフを集団接種会場に派遣協力する。

新型コロナワクチン(イメージ)《写真提供 AC》