イードは、9月26日から10月5日に中国・北京で開催された「北京モーターショー2020」の調査レポートを発表した。
イードでは、CESや各国モーターショーをはじめとする海外の自動車・IT系展示会に赴き、現地で取材、調査、傾向分析を実施。CASEやMaaS目線の調査レポートとして販売を行っている。
北京モーターショーは、1990年より2年ごとに開催され、現在では世界最大規模の自動車見本市の1つとして認識されている。新型コロナウイルスの影響で延期を余儀なくされた北京モーターショーだったが、オンラインではなくリアル会場で実施。コロナ過初の大規模モーターショーとして注目を集めた。
北京モーターショー2020調査レポートでは、「中国自動車市場の現状」「中国自動車メーカー概況」「北京モーターショー2020の注目ポイント」をトピックスとして取り上げた。
世界最大の自動車・EV市場である中国は、EV産業育成のための強力な政策支援を行っている。そんな中国だが、SUVが人気を集めている。メーカー別でみると、外資系はVWとGMの2強。それぞれ400万台ずつで他メーカーに比べ突出している。
また、低燃費車(≒ハイブリッド)という枠を新たに追加した中国。低燃費車生産により、NEV規制が大幅緩和されるが、そんなハイブリッド優遇への各社のリアクションも注目。日系3社はハイブリッド技術を活用し、他の外資OEMに対し差別化を図るとともに、EVを絡めてCAFCクレジットを稼ぐ動きをみせている。一方でVW/GMは、ハイブリッドに対する動きはみえなかった。
イードが販売する海外展示会レポートは、30〜50ページの展示会調査レポートと15〜30分の動画レポート、さらに実際に現地を訪問したレポーターによるプライベートセミナーのセットで構成。料金プラン(税別)は50万円、10本パックが450万円。
HV優遇にリアクション、注目の中国市場…『北京モーターショー2020』調査レポート イード
2020年11月11日(水) 13時15分
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