バンシェルター実行委員会は、カタリバが令和2年7月豪雨で被災した熊本県人吉市を中心に開設した災害時子ども支援現場「みんなの遊び場・カタリバパーク」3か所に、スタッフの休憩・待機・仮眠場所として、キャンピングカー2台を無償で貸し出した。
カーステイとカーライフジャパンが運営するバンシェルターは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が拡大する中、医療機関の簡易的な診療、医療従事者の休憩スペースとして、キャンピングカーを無償レンタルするなど、医療機関を支援するプロジェクトとして2020年4月より発足。これまで約25所の病院に約45台を超えるキャンピングカーを提供している。
カタリバは、令和2年7月豪雨で被災した熊本県人吉市で、子どもの居場所と遊び場を提供する「みんなの遊び場・カタリバパーク」を7月9日より開設。現在、人吉市と周辺地域の3か所で支援活動に取組んでいる。しかし、各地域でスタッフの休憩・待機・仮眠場所の確保の課題があった。
そこで、バンシェルター実行委員会とカタリバは、新型コロナウイルス感染症の拡大、豪雨などの災害時に発生する課題解決を目指すため、包括連携を締結。連携の第1弾として8月3日から、バンシェルターがキャンピングカー2台を被災地に無償で貸し出した。また、停電などで電力供給が不安定な状況でも電気を使えるように、自然エネルギー発電事業を展開する自然電力株式会社も200ワットの太陽光パネルと1000ワットアワーの蓄電システムを貸し出しを開始した。
バンシェルターでは、今回の連携を機に有事の際の宿泊や教育課題などで、キャンピングカーなどの“バン”を利活用した質の高いサービス提供を目指していく。
バンシェルター、熊本県人吉市の災害時子ども支援現場へキャンピングカーを無償貸出
2020年08月11日(火) 15時30分
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