330e《写真 BMWジャパン》

ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は11月26日、BMW『330e』など6車種について、エンジンコントロールユニット(DME)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、『330e』のほか、『530i』『530e iパフォーマンス』『530ツーリング』『630iグランツーリスモ』『740e iパフォーマンス』の計6車種で、2015年10月20日〜2018年6月29日に製造された3740台。

対象車両はDMEのプログラムが不適切なため、バルブトロニック(VVT)の機能に不具合が発生している場合、触媒の予熱時間が長くなる。そのため、触媒の暖機が完了するまでの間、排気ガスを十分に浄化することができず、排気ガス基準値を満たさないおそれがある。

改善措置として、全車両、DMEのプログラムを対策プログラムに書き換える。

不具合および事故は起きていない。ドイツ本国からの報告により、リコールを届け出た。

530e iパフォーマンス《写真 BMWジャパン》 改善箇所《画像 国土交通省》