台風15号の被害(千葉県市原市)《photo (c) Getty Images》

国土交通省は、台風15号の影響で停電している地域の一部が依然として復旧していないため、自動車検査証の有効期間を再々延長すると発表した。

台風第15号の被害に伴って、千葉県の一部の地域に使用の本拠の位置とする車両は、引き続き、長期にわたる停電などによって継続検査の受検が困難となっている。自動車検査証の有効期間が切れ、使用に支障が生ずるおそれがあるため、千葉県の一部の地域に使用の本拠の位置を置く車両のうち、自動車検査証の有効期間が満了する日が2019年9月9日から10月8日までのものについて、10月9日に延長する。

対象地域は袖ケ浦自動車検査登録事務所の管轄地域の全てと、千葉運輸支局、習志野自動車検査登録事務所の管轄地域の一部。対象車両については10月9日までに継続検査を受検して合格すれば引き続き自動車を使用できる。

継続検査を受検するまでに保険契約期限が到来する保険契約については、継続契約の締結手続きが10月9日を限度として猶予される。