改善箇所《画像:国土交通省》

マツダは7月18日、『ロードスター』の兄弟車であるアバルト『124スパイダー』のトランスミッション制御コンピュータに不具合があるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2016年9月2日〜2019年3月20日に製造された730台。

ATモデルのトランスミッション制御コンピュータにおいて、クラッチ制御プログラムが不適切なため、Dレンジ(マニュアルモード含む)で走行中にレンジ信号ノイズを検出した場合に、意図しないクラッチ制御が作動することがある。そのため、減速感を伴うショックが発生し、最悪の場合、走行安定性を損なうおそれがある。

不具合および事故は起きていない。改善措置として、全車両、トランスミッション制御コンピュータのクラッチ制御プログラムを対策プログラムに修正する。

取引先からの情報によりリコールを届け出た。